こんにちは!
江東区 住吉 なかの杜接骨院です!
本日は腹式呼吸と胸式呼吸について。
腹式呼吸は体に良いとされていますが、腹式呼吸って実際何?っていう方が結構多いと思いますのでお話し致します。
胸式呼吸と腹式呼吸の違い
普段何気なくしている呼吸は、息を吸ったときに胸が膨らみ、息を吐くと胸がへこむという動きをしています。
このように胸が動く呼吸は「胸式呼吸」といい、日常の呼吸のほか運動時や深呼吸も胸式で行います。
一方、ベッドの上で横になってリラックスしているときやうつ伏せのときなどは息を吸うとお腹が膨らみ、息を吐くとお腹がへこみますが、胸はあまり動きません。
このようにお腹が大きく動く呼吸が「腹式呼吸」です。
腹式呼吸はリラックスしているときや眠っているときに自然に行っている呼吸ですが、起きて活動しているときはあまり見られません。
胸式呼吸と腹式呼吸の主な違いは横隔膜の動きです。
深呼吸を除き、胸式呼吸では横隔膜をあまり動かさず呼吸を行います。
そのため、一度に吸える量はやや少なくなりますが呼吸を素早く行えるというメリットがあるため、運動時や日常の活動時に適しています。
腹式呼吸は横隔膜を大きく動かすため、一般的な胸式呼吸よりも一度に吸う量が多くなります。
胸式よりも呼吸がゆっくりになるため、気持ちが落ち着いてリラックスしているときに適しています。
腹式呼吸のメリット
お腹と横隔膜を大きく動かし、ゆっくりと深く呼吸する腹式呼吸を行うと、副交感神経が優位になり筋肉の緊張が解けて体をリラックスさせることができます。
脳に送られる酸素の量が増え、感情の暴走を抑える役割を持つ「セロトニン」の分泌量が増えるため、気持ちが安定してストレスが軽減されます。
また、横隔膜を大きく動かすことで内臓が刺激され、血流が良くなり、冷え改善や代謝アップ効果も期待できます。
腹筋を動かすことから腹筋強化や腰痛対策にもなるといわれており、日々の生活の中に腹式呼吸を意識的に取り入れることで様々なメリットを得ることができます。