こんにちは、江東区 住吉 なかの杜接骨院です。
今回は太ももの後ろ側(ハムストリングス)の肉離れについてお話します。
肉離れとは、名前の通り、筋肉が一部、または完全に切れてしまった状態のことを言います。
肉離れは特に足に多く発生し、太ももの後ろ側とふくらはぎに特に多発することがあります。
その中でも今回紹介するのはハムストリングスの肉離れです。
ハムストリングスに発生しやすい理由とは?
太ももには前面に大腿四頭筋という大きな筋肉があり、後面にはハムストリングスがあります。この2つの筋肉は拮抗筋と言われてこの拮抗筋のバランスの悪さが原因にもなることがあります。
前面にある大腿四頭筋の方が非常に強い力を持っているのですが、それに比べてハムストリングスの方が筋力は構造上、劣ってしまうのです。
その結果、太ももに急激な筋肉の収縮が加わった際に、力が劣ってしまうハムストリングスに肉離れが起こりやすいというのが1つのハムストリングスに肉離れが起こりやすい理由となります。
また、筋肉の柔軟性が悪くなることでも肉離れは起こしやすくなります。
十分なウォーミングアップやケア不足、そのような事によって筋肉の血流が悪くなり筋肉の硬さができてしまう事で肉離れの発生率は上がってしまうのです。
肉離れの種類
肉離れの症状は主に3段階に分けられます。
I度・・・比較的軽傷で痛みは伴いますが自力の歩行も可能な場合もあります。
II度・・・筋肉が部分的に切れている状態で内出血なども見られてきます。
こちらになると痛みを強く伴い、自力の歩行が難しくなってきます。
III度・・・こちらは最も重症で内出血が著名に出てきます。
自力の歩行はほぼ不可能となり体重をかける事も激痛を伴うようになります。
I度で軽傷だから、と油断するのもよくありません!
軽傷とはいっても、筋肉の損傷はしている状態で、そこで無理をすると重症化するケースもあります。
当院ではハムストリングスの肉離れに合わせた処置や治療もさせて頂きますので、
このような症状でお悩みの方は是非一度なかの杜接骨院にご相談下さい!