なぜ肩こりになってしまうの? その原因と解消法とは

なぜ肩こりになってしまうの? その原因と解消法とは

なぜ肩こりになってしまうの? その原因と解消法とは

デスクワークをしている方などに多く見られる「肩こり」ですが、なぜなってしまうのかご存じでしょうか。なってしまった場合には解消しなければなりませんが、できれば原因を知ることによって予防したいものです。今回は肩こりの原因や解消法についてご紹介いたします。

肩こりとは

肩こりとは、両肩にだるさや重さを感じてしまう症状のことです。症状が出るかどうかには個人差がありますので、あまり感じない方もいれば常に不快感に苛まれている方も少なくありません。症状の始まりですが、急になるのではなくじわじわと進行していき、気がつけば肩の辺りに重苦しいような違和感を覚えるようになります。

症状が悪化すると、違和感だけにとどまらずそのほかの異常をきたすこともあります。肩こりを原因とした頭痛や吐き気などが代表的なもので、肩こりの症状と並行して同時に起きてしまうのです。裏を返せば肩こりを解消すればそれらの症状についても起きなくなるため、肩こりの解消はとても重要といえます。

病院や整骨院などでは主に触診によって診断されることが多いです。肩の周辺の筋肉を触った感触などによって、凝り固まっているかどうか見極めます。しかし、ほかの病気や症状の反応として肩こりが起きるケースもありますので、場合によってはX線撮影やMRIなどによる検査を実施して行く必要があります。

肩こりになってしまう2つの原因

肩こりを引き起こす原因ですが、代表的なものとして2つの原因が挙げられます。そもそも肩こりは、肩の血流が悪くなってしまうことを発端として発症するものです。これからご紹介する2つの原因は、正確には血流を悪くさせる原因であって、職種や環境によって起きやすさに偏りがあることが考えられます。

まず1つ目の原因は「姿勢」です。猫背など、真っ直ぐではない前傾姿勢の状態を長く続けてしまうことによって、本来の血流を保つことができなくなり、次第に悪化していってしまいます。それが続くことで、結果的に肩こりという形で身体の異常が表面化するわけです。プログラマーや事務職の方など、デスクワークを行っている方に多い原因です。

もう一つは「ストレス」です。これは職種に関わらず、全ての方が該当するものではないでしょうか。精神的なストレスを感じると、人間誰しも全身の筋肉が知らず知らずの内に徐々に緊張状態となります。その緊張状態が続いてしまうことで、次第に血流を悪くさせていってしまいます。ストレスが起因の肩こりは比較的女性に多く見受けられます。

そのほかにも眼精疲労や寒さなど、一見関係がなさそうなことから肩こりが発生することもあり、万が一症状を感じたときにはそうした広い視点で原因を考えるといいでしょう。

肩こりを解消する方法

肩こりを解消する方法ですが、「原因となる要素を取り払う」あるいは「ストレッチ」によって可能となります。まず前者についてですが、筋肉を緊張状態にしてしまっている原因さえなくなれば血流は自然に元の状態に戻ります。根本的な対策という意味で、正しい真っ直ぐとした姿勢を意識することや、ストレスをできるだけ感じないようにすることが挙げられます。

後者についてはストレッチによって筋肉の緊張状態をほぐし、血流の向上を図るいうものです。マッサージ機の使用や、誰かに手でもんでもらうなど、さまざまな方法で可能です。筋肉がストレッチでほぐれることで関節の可動域が広がり、可動域の広がった筋肉を動かすことで肩周辺の筋肉が全体的に動くようになって血行促進につながります。

肩を開くのに最も有効なストレッチといわれているのが「チャイルドポーズ」です。非常に簡単なストレッチで、床で膝立ちの状態となったらそのまま両腕を床につけて伸ばしつつ、土下座のように額が床につくまで前方へと伸ばしていくだけです。

もう一つが「スイマー」というストレッチです。床にうつ伏せの状態で寝転んだら、両手両足を真っ直ぐと伸ばし、まるで水の中を泳いでいるかのようにバタバタと動かしましょう。肩だけでなく背中やお尻も同時に動かすことができます。正しい姿勢でなければ首を痛めてしまう場合がありますので、首に負荷がかかってしまうことがないように注意しましょう。

症状が酷くなる前に解消しましょう

肩こりは予防が非常に重要となります。そもそも肩こりの症状が出てしまわないように、同じ姿勢で作業などを続けないように気をつけ、猫背気味に肩であれば背筋を真っ直ぐ伸ばすことを意識するなど血流が悪化しないようにしなければなりません。

万が一、肩こりの症状を感じるようになったとしても、比較的軽い状態であればすぐに解消が可能です。そのまま放置してほかの症状が誘発されてしまう前に、ストレッチを取り入れて早めの解消が大切です。そのまま肩こりが解消されたとしても、予防効果を狙ってストレッチなどを続けるといいのではないでしょうか。油断するとすぐに症状が出てしまうのが肩こりの特徴でもありますので、常日頃から意識しておくことでつらい思いをしなくて済むでしょう。

まとめ

なぜ肩こりになってしまうのかというと、さまざまな要因によって「肩周辺の血流が悪くなる」ためです。精神的ストレスや姿勢の悪さなどがその原因となりますので、意識的にそうした原因とされる要素を普段の生活の中から取り除くと肩こりに悩まされることもなくなります。もしもいま肩こりにお悩みということであれば、そのお悩みを解消するサポートをいたしますので「なかの杜接骨院」にぜひ一度お越しください。

 

お問い合わせはこちらからどうぞ

住所 / 〒135-0011 東京都江東区扇橋2-20-9
営業時間 / 月〜金 午前 8:00〜12:00 午後14:30〜20:30 土8:00〜13:00
定休日 / 日曜・祝日

  • 電話番号: 03-6666-2675
  • お問い合わせ